ごあいさつ
院長 古本 健太郎
ふるもと けんたろう
KENTARO FURUMOTO
消化器内科、内視鏡内科、糖尿病内科、一般内科
医師になり広島県に帰郷し、広島大学病院で研修医、その後、広島市民病院で消化器内科、糖尿病内科、総合診療科で勤務して参りました。
消化器内科は、内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)、治療を幅広く経験しました。消化器内科では、”がん”の治療することが多く、”がん”の早期発見、早期治療へつなげることの大切さを痛感しております。
”がん”の早期発見、早期治療のためには内視鏡検査が必要ですが、病気を見逃すことなく、患者さんにいかに苦痛がないように受けていただくかを常に考えております。
広島市民病院では、救急搬送される患者さんや複数の問題を抱え自宅での生活継続困難な患者さんの診療、治療も多く経験しました。その中で糖尿病が、原因、背景となっている場合もあり、糖尿病の専門的な治療にも従事して参りました。
父は医師であり、医師という職業は身近には感じていましたが、思春期特有の反発心などから「父の同じ仕事はせず、その他で大きなことをする」と豪語し医師とは違う道を一度進みました。
大きな構造物を作る土木工事に魅力を感じ、工学部土木工学科に進み卒業、頭の片隅には医師という職業はあったものの、建設会社に就職しました。
下水処理場建設、九州新幹線のトンネル掘削工事、宅地造成など土木工事現場監督をしましたが、このままで良いのかと悩むようになりました。
悩んだまま仕事を続けても後悔すると思い、退職しゼロから受験勉強し、医学部卒業し医師となりました。歩んできた道は、エリート街道ではありませんが、回り道した分、いろいろな世界、人、職業と接する機会があり、ストレートで医師になった先生方とは違った視点で人と接することができると思っています。
略歴
- 1998年 山口大学工学科社会建設工学科卒業
- 2000年 山口大学大学院理工学研究科
社会建設工学科卒業 - 2003年 西松建設株式会社退社
- 2012年 川崎医科大学卒業
広島大学病院初期研修医 - 2014年 広島市立広島市民病院内科(消化器内科、糖尿病内科、総合診療科)
- 2022年 鶴見クリニック 副院長
- 2024年 つるみクリニック 院長
資格
- 日本消化器内視鏡学会専門医
- 日本消化器病学会専門医
- 日本糖尿病学会専門医
- 日本内科学会総合内科専門医
- 日本医師会認定産業医
- 英語検定準1級
副院長 古本 福市
ふるもと ふくいち
FUKUICHI FURUMOTO
外科、肛門外科、一般内科
副院長の古本福市です。専門は外科、特に乳がんで広島市民病院では乳がん治療主任を努めていました。その他胃がん、大腸がん、腸閉塞、胆のう結石症などの手術を行ってきました。
私が、勤務医であった頃は、現在のように専門医のようなくくりはなく、手術で必要であれば、外科医師も自ら内視鏡検査を行っておりました。
そのような経緯もあり、現在でも内視鏡検査を行うこともできますし、内視鏡画像から病気の有無を診断することも心得ております。
1992年(平成4年)鶴見クリニック開業後は、局所麻酔による腫瘤、しこり、いぼ切除などの一般外科治療、乳腺精密検査(針生検を含む)、乳がんホルモン治療、各種がん治療後の経過観察、胃・大腸内視鏡検査、かぜや生活習慣病への処方などの一般内科治療に従事してきました。
これまでの経験をもとに総合病院での治療が望ましいと判断した場合は、広島市民病院を含めて広島市内の各総合病院に紹介させていただいていました。
この度、診療所の建て替えを契機に副院長となり引き続き、内科・外科治療を行い地域の皆様の健康のサポートに貢献してまいります。
略歴
- 1972年 広島大学医学部卒業
- 1972年 広島大学医学部第一外科入局
- 1973年 呉共済病院外科
- 1974年 広島大学病院代位外科
- 1976年 広島市立市民病院 外科部長
- 1992年 鶴見クリニック開院 院長
- 2024年 つるみクリニック 副院長
資格
- 医学博士
- 日本医師会認定産業医
保険医療機関である旨の標示
- 当院は厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
当クリニックの取り組み、届けている施設基準など
- 医療情報取得加算Ⅰ、医療DX推進体制整備加算
オンライン資格確認体制、電子カルテを導入しています。質の高い診療を行うため、マイナ保険証や電子カルテ情報共有サービスから診療情報の取得、活用を行っています。電子処方箋導入済みです。 - 明細書発行体制等加算
療担規則に則り明細書については無償で交付します。 - 一般名処方加算
後発医薬品の使用促進、医療品の安定供給に取り組んでいます。後発医薬品があるお薬は、患者様の求めに応じてご説明の上、商品名ではなく一般名(有効成分の名称)で処方する場合があります。 - 情報通信機器を用いた診療に係る基準
情報通信機器を用いた診療の初診の場合には向精神薬を処方しません。 - 外来感染対策向上加算、発熱患者等対応加算、連携強化加算、サーベイランス強化加算
・感染管理者である院長を中心に従業者全員で院内感染対策を推進します。
・研修会を年2回実施し院内感染対策に関する知識習得を行っています。
・感染性の高い疾患が疑われる場合は、一般診療と導線を分けて対応します(院内トリアージの実施)。
・都道府県等の要請を受けて発熱患者の外来診療等を実施する体制を有し、そのことを自治体のホームページで公開しています。
・院内感染対策マニュアルを作成しそれに沿って院内感染対策を推進していきます。
・感染対策に関して広島市民病院と連携し定期的に必要な情報提供やアドバイスを受け、院内感染対策の向上に努めます。
・感染症対策向上加算1を算定する他の医療機関に、定期的に感染症の発生状況等について報告を行っています。
・院内感染対策サーベイランス(JANIS)に参加し、抗菌薬の適正利用に関するアドバイスを受けています。 - 抗菌薬適正使用体制加算
厚生労働省の「抗微生物薬適正使用の手引き」に則り、適切な抗菌薬を選択し、適切な量を、適切な期間の投与により抗菌薬の適正使用を実施しています。当院は、診療所版感染対策連携共通プラットフォーム(診療所版J-SIPHE)に参加し、Access抗菌薬(一般的な感染症の第一選択薬または第二選択薬として用いられる耐性化の懸念の少ない抗菌薬で、すべての国が、高品質かつ手頃な価格で、広く利用できるようにすべきものと定義されています)に分類されるものの使用比率が診療所版J-SIPHEに参加する診療所全体の上位 30%以内に含まれています。 - 時間外対応加算1
- ニコチン依存症管理料
- 喘息治療管理料
- 糖尿病合併症管理料
- がん患者指導管理料
- 二次性骨折予防継続管理料3
- 短期滞在手術等基本料1
日帰り手術において、適切な看護師などの人員配置、手術室(内視鏡室)・回復室といった施設や医療設備の充実度・緊急時の対応などにおいて、一定以上の質を確保することが求められているもので、行政が求めている基準を満たしているため施設認定をいただきました。そのため当院で行う日帰り手術(内視鏡的大腸ポリープ切除術)を行った場合には上記の基本料を加算させていただいています(内視鏡検査や組織検査のみの場合には加算はございません)。これまで以上に安全に配慮して内視鏡検査・治療を提供してまいります。